ダッチワイフと言えば、男性が性処理道具として使用する人形型のおもちゃという認識でしょう。
しかし、このダッチワイフという言葉に意味や、素材によって名前が変わったりすることを知っているでしょうか。
例えば、ダッチワイフとラブドールの違いがわかる人は少ないですよね。
そこでこの記事では、
- ダッチワイフの意味
- ダッチワイフの種類
- ダッチワイフとラブドールの違い
などについて紹介していきます。
ダッチワイフやラブドールについて詳しく知りたい人は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
ダッチワイフとは「オランダ人の妻」
ダッチワイフとは英語で「Dutch Wife」です。これは、「オランダ人の妻」という意味になります。
「オランダ人の妻ってエロいのか」と思う人もいるかもしれませんが、そういうことではありません。
オランダが熱帯地方を占領していた頃、オランダ人は妻を本国に残して占領地で寂しい夜を過ごしていました。そんなときに抱き枕を使用して自慰行為をしたことが、ダッチワイフの語源として広まったと言われています。ちなみに諸説ありです。
ただ、「オランダ人の妻」という言葉が、日本で使われるようになった理由は定かではないようです。ダッチワイフという言葉は、英米では使用されずにセックスドールと呼ばれています。
そのため、日本でもダッチワイフという言葉より、セックスドールという名前を使用することが増えてきました。
また、性玩具に「オランダ人の妻」と名付けているのは差別にあたるとして、テレビ番組でも放送禁止用語になっています。(深夜を除いて)
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ダッチワイフの種類
ダッチワイフと聞いて想像するのはどのようなものでしょうか?
実は、ダッチワイフとは女性の形を模した性玩具の総称でもあるため、使用される素材は様々です。
竹など
最初のダッチワイフは、竹や藤を用いて女性の体を模して作られたといいます。ほとんど人間の形ではなく、筒状の抱き枕のような感じだったようです。
風船
ダッチワイフと聞いて、風船型のダッチワイフを思い浮かべる人も少なくないでしょう。風船型のダッチワイフは、膨らませて使えて収納の場所も取らないのがメリットです。また非常に安価で手に入れられます。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみ型のダッチワイフもあります。ぬいぐるみなので綿などを使用しています。ぬいぐるみに自慰用の穴がついているのが特徴。
ウレタン製
発泡ポリウレタンを使用したダッチワイフで、非常に軽いです。ただ、ぬいぐるみに近い感触のため人間の肌とは言えません。
ソフトビニール製
ソフトビニールはフィギュアなどで使われている素材です。昔はダッチワイフに使用する有名企業もありましたが、現在はあまり使われていないようです。
シリコンやラテックス
シリコンやラテックスを使用したダッチワイフで、本物のような人間の形をしているものが多いです。ラブドールとも呼ばれるダッチワイフです。現在では、主流となっている素材でもあります。
ダッチワイフとラブドール
シリコンやラテックスを用いたダッチワイフで、本物の人間のような形をしたのがラブドールです。ラブドールと聞くと、リアルな人間をイメージするのは、ダッチワイフよりも狭い意味だからでしょう。
ダッチワイフというカテゴリーの中に、ラブドールというジャンルがあるイメージです。
ラブドールは、人間の形に近いだけでなく、シリコンなどを使用することによって、より人間の肌質を再現しています。シリコンは美容整形などでも使用されるので、本物の人間のような質感をしていますよ。
そのため、セックス目的で使うにしても、コスプレ目的で使うにしても、ラブドールの購入をおすすめしています。ダッチワイフの種類の中では高級なものになりますが、使用用途は幅広いので、様々な楽しみ方ができますよ。